中部PMセミナー2022『継続的な経済発展のために必要なことは』~SDGsとサステナブル、戦争によるグローバルの分断とサプライチェーンの再構築、今求められている様々な課題について、私たちがやるべきことは?~

中部PMセミナー2022テーマ
 『 継続的な経済発展のために必要なことは 』
~SDGsとサステナブル、戦争によるグローバルの分断とサプライチェーンの再構築、今求められている様々な課題について、私たちがやるべきことは?~

浦広道

 SDGsとして国連で定められた17のゴールを目指しての様々な社会的活動、これにあわせて「サステナブル(地球環境の保全と経済成長の両方を成立させ、安定的な社会づくりを目指す)」の重要性が盛んに論じられています。
 新型コロナウイルスも、まだ安心はできませんが収束の兆しが見えてきました。これからの社会活動発展のためには、まさにサステナブルな社会活動、サステナブルな経済活動が必要となってきます。
 翻って世界に目を向けてみると、ロシアのウクライナ侵攻により世界は冷戦時代の分断に戻ってしまったように思われます。これからの経済活動はグローバルの分断によるサプライチェーンの再構築にも目を向けていかねばなりません。
 これらの様々な難解な課題に対してPMプロフェッショナルには、柔軟なイノベーションと力強い推進力が求められます。本セミナーでは、これらの課題に対応するため、新事業構築のキーパーソンやプロジェクトマネジメント専門家に向けて、産官学の視点で中部活性化に活躍されている方々のお話を伺い、課題解決へのヒントを得るとともに、事例紹介による実践アプローチを学びます。

日本プロジェクトマネジメント協会・理事 中部PM研究部会代表 浦 広道 

 

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

日時

2022年10月7日(金)  10:00~17:10

会場

ウインクあいち 1206会議室 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  (〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)  〔会場参加〕は、申込先着順・椅子席のみ 20名様 迄となります。
申し込みページの〔参加方法〕欄で、「会場参加」または「オンライン参加」どちらかをお選びください
〔会場参加〕はコロナ感染症対策により、中止となることがあります。
その時には〔会場参加〕申込者は〔オンライン参加〕となりますので、ご了承ください。

(JR・地下鉄・名鉄・近鉄) 名古屋駅より
JR名古屋駅桜通口から:ミッドランドスクエア方面 徒歩5分
ユニモール地下街 5番出口から:徒歩2分
名駅地下街サンロードから:ミッドランドスクエア、マルケイ観光ビル、名古屋クロスコートタワーを経由 徒歩8分
JR新幹線口から 徒歩9分

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
なお、3つのスキルの名称は次の通り変更されています。
Ways of Working:0.0(以前のTechnical)、
 Power Skills:3.0(以前のLeadership)、
 Business Acumen:2.5(以前のStrategic and Business)

 

10:00~11:30 基調講演(90分)
「ルール形成型市場創出と標準化」
    ~社会課題解決によるイノベーションの創出と標準化教育の役割~
 

 

伊藤佳世 伊藤 佳世  中部大学 経営情報学部 准教授
 社会的要請の高まりを受け、製品やサービスの提供を通じた社会課題の解決や社会価値実現のためのイノベーション推進に取り組む企業が増えている。環境や安全の分野では事業戦略の中にルール形成戦略を組み込み、標準化を共通基盤とし、多様な産業・分野の企業が参画することで、コンセンサスを取りながら新たな市場を創出・拡大させる取り組みも行われている。
 本講演では社会的課題解決のための標準化をとりあげる。①社会課題解型ビジネスとイノベーション、②ルール形成型市場創出、③標準化人材育成と教育に焦点をあて、標準化戦略の課題や展望を示す。
【講演者略歴】
九州大学大学院終了後、千葉大学を経て2009年より現職、ISO TC207 SC1(環境マネジメントシステム)、IEC TC 3 SC 3C(機器装置用図記号)における標準化経験を活かし、2004年より環境マネジメント及び関連分野(SDGs×スマート×レジリエンス)の標準化教育及び人材育成を実践。学術委員として国際標準化の事業者評価を担当。

 

昼 休 み (60分)

 

12:30~14:00 特別講演(90分)
「航空エンジン事業の持続可能な発展について」
    ~航空エンジン事業の特性を見据えた脱炭素とコロナ禍からの回復への対応~
 

 

島内克幸 島内 克幸  三菱重工航空エンジン株式会社 社長室/エグゼクティブアドバイザ
 民間航空機およびエンジン事業の全貌と特徴を将来も見据えて説明。特にエンジンについては事業全般・サプライチェーンの特徴を詳細に説明する。
 現状コロナ禍からの回復局面にある本事業の現状と現在考えられている脱炭素への取り組みについて説明する。
【講演者略歴】
1982年 三菱重工業(株)に入社し1998年までは陸上自衛隊が現在運用しているOH-1観測ヘリコプタ用エンジンであるTS1の開発に主に従事。その後もエンジンの設計・技術畑の課長・次長・部長を経て2014年に設立された三菱重工航空エンジン(株)の初代社長に就任。2022年3月に社長退任し現在同社のエグゼクティブアドバイザ。

 

休 憩 (20分)

 

14:20~15:35 特別講演(75分)
「SDGs未来都市なごやの取り組み」  

 

藤原亜理沙
藤原 亜理沙 名古屋市環境局 環境企画部 環境企画課/
  主査(SDGsまちづくりの推進担当)
 名古屋市は、令和元年7月1日、内閣府より持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを先導的に進めていく自治体「SDGs未来都市」に選定されました。
 翌年度、なごや環境大学にSDGs 未来創造クラブを設置し、SDGsの理念を踏まえ、持続可能なまちづくりを進めていくため、地域団体・事業者等と協働して、地域課題等の解決に向けた検討と SDGsの取り組みを令和3年度までの2年間に渡って実践しました。
 これまでの取り組みに加え、令和4年度に実施している他地域に展開するまちづくり事業や地域循環共生社会の実現のためのローカルSDGsの取り組みなどについてお話しします。
【講演者略歴】
令和4年4月より名古屋市環境局環境企画部環境企画課でSDGsまちづくり推進担当として、ワークショップ等を通じて地域課題等をSDGsの視点から検討し、地域へのSDGsの浸透・見える化を図るまちづくり事業とともに、都市と地方が補完し支えあう持続可能な地域循環共生社会実現のためのローカルSDGsの推進に取り組んでいる。

 

休 憩 (20分)

 

15:55~17:10 研究部会講演(75分)
「脱炭素社会実現のためにとるべき対策とは?」
    ~日本と世界のEV市場を比較しその実情に迫る~
 

 

橋本靖 橋本 靖  静岡スバル自動車株式会社 執行役員 管理部長
 近年、世界の自動車メーカーではカーボンニュートラルを目指したEV車の開発・展開(EVシフト)が急速に進んでいる。世界中でガソリン車の新車販売禁止が叫ばれており、日本政府も2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%とする目標をげている。しかし、本当に政府が意図するようにEVシフトは実現できるのだろうか?今年は、多くの日本の自動車メーカーから様々な電気自動車が発表・発売されており、まさに本格的な「EV元年」と言える状況だが、EVシフトが本当に環境問題の解決策となるのだろうか?世界と日本のEV市場を比較しながらEVシフトの現状に迫るとともにその課題を明らかにする。
【講演者略歴】
江戸時代の廻船問屋に起源を持つ総合物流会社、鈴与(株)にて国際物流のコーディネーターとして、電気、自動車、楽器、オーディオ、医療機器等、メーカーの多様なサプライチェーン構築に携わる。物流の現場作りの中で品質管理(ISO9001)、生産性向上(TPS)、情報管理(ISO27001)等の知識を習得。中部PM研究部会メンバー。

 

ページトップに戻る

オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費

(消費税込み)
PMAJ個人正会員 3,500円
PMAJ法人正会員の社員または職員 5,000円
PMC、PMS、PMR有資格者 5,500円
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 7,000円
一般 8,000円
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
10月3日(月)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
8月3日(水)までにお申し込みされ、クレジット払いをご希望された方につきましては、システム上お支払い期日が、お申し込み日から60日後がお支払い期日となりますこと、ご了承下さい。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
10月3日(月)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
10月4日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、中部PMセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 11.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 5.5 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working(Technical) 0.0、Power Skills(Leadership) 3.0 、Business Acumen(Strategic) 2.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.375 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、ソフトロード、アジャイルウェア、サイフォーマ
オラクル、プラネット、TIS千代田システムズ、グローバルプロジェクトデザイン
パナソニック、日立ドキュメントソリューションズ、ヘキサゴンPPM、富士通
BIPROGY、TIS、日揮グループ、JFEエンジニアリング
日立製作所、PMアラインメント、日鉄エンジニアリング、千代田化工建設
イノベーションマネジメント竹中工務店、横河電機、東洋エンジニアリング
第一システムエンジニアリング

PMAJでは、「デジタルの日(令和4年度)」に賛同し、 10月中に実施する中部PMセミナー2022をデジタル月間賛同企画として登録しました。
2022年 デジタルの日
PMAJでは、「デジタルの日(令和4年度)」に賛同し、 10月中に実施する中部PMセミナー2022をデジタル月間賛同企画として登録しました。

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)
協賛:  株式会社第一システムエンジニアリング

 

ページトップに戻る