PMAJジャーナル:第84号主要記事紹介

 
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特集Ⅰ PMシンポジウム2025
基調講演(KN-01) DXの課題
 ~DXの時代のPMの役割~
  前 デジタル庁 国民向けサービスグループ グループ長/統括官 村上 敬亮
DXを進めるプロジェクトと組織管理は相性がよくなく、組織を越えた横串のプロジェクトにこそDXの意義があるが、それゆえにこそ、プロジェクトの進め方も難しい。組織の壁を積極的に越えていくチームアップとプロジェクトマネジメント・・・
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*アンケートより : 人口減少、生産性、DXからPMまで一気通貫な説明で勉強になった。
 
基調講演(KN-02) 大学発スタートアップ・エコシステムの現状と課題
  開志専門職大学 学長/東京大学 名誉教授 特命教授 各務 茂夫
なぜ、大学発スタートアップが求められているのでしょうか。
日本の国際競争力は1989年~1992年まで1位でしたが、それ以降は現在にいたるまで長期的に低下の一途をたどっています。・・・
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*アンケートより : 大学発スタートアップの現状について知る良い機会となった。
 
主催者講演(SP-11) PMAJ創立20周年の歩み
 ~歴代理事長とともにPMを振り返り将来を展望~
  日本プロジェクトマネジメント協会 歴代理事長 田中 弘/光藤 昭男/加藤 亨
本講演は、歴代理事長が当時のことを振り返りながら、リレー形式でPMAJの20年の歩みを語るものであった。現在のPMAJの「組織」と「仕組み」が、どのように作られてきたのかを理解できる内容である。・・・
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*アンケートより : PMAJの創立からの歩みがよく理解できました。
 
特別講演(SP-12) 富士通の次世代モダナイゼーション
 ~劇的に変化する先端のモダナイゼーションメソッド~
  富士通株式会社 モダナイゼーションナレッジセンター長 伊井 哲也
モダナイゼーションに関して、富士通やITベンダーがどのようなコミュニケーションをしているか、そして、どのような課題認識を持ってソリューションを提供しているか、というような、より俯瞰的なお話をさせていただきます。・・・
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*アンケートより : モダナイの取組は大規模&長期間を要しシステム統合の困難さを感じた。
 
特別講演(SP-13) デジタル社会に必要な社会基盤づくり
 ~AIの力を活かすための基盤とは~
  独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタル基盤センター長/
AIセーフティ・インスティテュート 副所長・事務局長 平本 健二
AI活用の前提としてのデータの重要性から、デジタル基盤のための技術動向、これからのデジタル社会を見据えた法・ルールなど、広い視野で多岐にわたる豊富な話題について非常にわかりやすい語り口でお話しいただきました。・・・
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*アンケートより : DXの恩恵を享受するための社会基盤の構想を理解した。
 
特別講演(SP-14) 日本酒の「過去・今・未来」
 ~ブランディングとビジョンで描く、酒蔵の未来像~
  宮坂醸造株式会社 代表取締役社長 宮坂 直孝
宮坂醸造株式会社は、1662年に創業し、富士見蔵を中心に自社生産しています。販売拠点は、諏訪本社や、長野県外、海外などとなっています。いまでは、長野県外での販売が、60%となっています。・・・
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*アンケートより : 常に「挑戦」「誰かのために」と活動されている姿に感銘を受けた。
 
特別講演(SP-15) 新型コロナワクチン開発チームの奮闘
 ~「一人ひとりの行動」が生み出すブレークスルー~
  ファイザーR&D合同会社 プロジェクト・マネジメントグループ1 部長 斉藤 千紘
COVID-19ワクチンの開発において、PMとしてJapan-Teamを率いた講演者が、その危機的状況下における開発チームの奮闘をプロジェクトマネジメントの視点で振り返られたものである・・・
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*アンケートより : コロナワクチン開発という非常事態下のPM経験・知見に興味深かった。
 
特別講演(SP-21) プロダクトの価値を最大化する思考法
 ~変化する市場で求められる視点とは~
  Tably株式会社 代表取締役 Technology Enabler 及川 卓也
何が足りないかと考えた時に、それは米国では当たり前のプロダクトマネジメントという考え方や、その役割を担うプロダクトマネジャーがいないからではないかと気づきました。・・・
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*アンケートより : プロダクト思考でのビジネス創造の必要性について理解できた。
 
特別講演(SP-22) DXを推進するためには
 ~組織の中で成功といわれるプロジェクトを率いるプロジェクトマネージャーの役割~
  デジタル庁 シニアエキスパート 住田 智子
短期間で何とかしなければならない状況だったため、さまざまな分野から多くの方々が集まり、大所帯となりました。人数が増えた分、まず取り組むべき課題は「どのように役割分担をするか」ということ・・・
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*アンケートより : 2025年の崖に対する取り組みがとても分かりやすかった。
 
特別講演(SP-23) プロジェクト・マネジメントから見た「設計論」の課題
 ~モダンPMにおけるミッシング・ピースを考える~
  日揮ホールディングス株式会社 チーフエンジニア(ビジネス・アナリスト) 佐藤 知一
多くのPM論がプロセスやツールに焦点を当てる中で、「設計」そのものをマネジメントの観点から深く掘り下げるという氏の視点に、日々の業務で直面する課題解決のヒントが得られるのではないかと期待し、聴講した。・・・
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*アンケートより : WBSが重要ということはわかりながらも、後回しにしていた。
 
特別講演(SP-24) 日本起源のリーンとアジャイルで経営を変革する
 ~戦略と実行を繋ぐポートフォリオマネジメント~
  Scaled Agile-Japan合同会社 代表執行役 古場 達朗
ストラテジックアドバイザー 中谷 浩晃
日本企業が再び活力を取り戻し、次世代の日本をともに描いていくための礎となる考え方として紹介されたのが、リーンとアジャイルをベースにした「スケールドアジャイルフレームワーク(SAFe)」です。・・・
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*アンケートより : 縦型と横型のクロスが難しい点を普段の業務でも感じていた。
 
特別講演(SP-25) iPS細胞を活用した個別化がん免疫治療
 ~アカデミアにおける医療開発とそのマネジメント~
  京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 免疫再生治療分野 教授 金子 新
iPS細胞を用いた免疫再生治療、特にiPS細胞からT細胞やNK細胞などの免疫細胞を作製し、がんや感染症などの治療に応用する研究をされており、「My T-Serverプロジェクト」を主導し、iPS細胞を活用したがん免疫治療法の確立と普及を・・・
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*アンケートより : まさか、各病院で患者にフィットしたがん治療iPS-T細胞をつくるとは。
 
PMAJ表彰 第12回授賞式
PMAJの活動をとおして、PMの発展に貢献された方及び部会の栄誉をたたえます
優秀貢献賞 佐藤 義男 様  
    栗林 良 様  
優秀研究活動賞 組織アジリティSIG  
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特集Ⅱ 部会SIG活動
ものがたり研究会PMシンポジウム2024録画講演・連載記事第2回
  PMBOK® 第7版12の原理・原則を伝える『秘密のエピソード』
 ~ものがたり研究会成果ご紹介~
  PMノウハウ継承研究会SIG(略称:ものがたり研究会SIG)
『秘密のエピソード』とは、修羅場経験を他者に伝える簡単で便利なフレームワークである。長編の物語作りは、初めて取り組む人にとっては難易度が高く、人によっては大変な手間と時間が掛かるので、それに代えて明日から実践できる手法の一つとして考案したものである。・・・
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