第74回「P2Mクラブ」(10月29日)開催のご案内

PMAJ交流会 P2Mクラブ事務局
 
P2Mクラブは、PMSレベルの方を対象として、より上級のPMRレベルの知見や実践力の習得を支援する場として開催します。
PMを志す仲間同士の情報交換と自己啓発の場でもあります。関心の高いテーマについて話題提供頂き、それを起点に活発な質疑で理解を深めます。対話の意義を実感できるフランクな場ですので、納得いくまで議論いただきたいと思います。
日頃、より実践的なPMスキルの研鑽に励んでおられる皆さんの参加を歓迎します。
現在はP2M資格を保有されていない方でも、プログラムマネジメントに興味をお持ちでしたらぜひご参加ください。
第74回 P2Mクラブはオンライン開催です。
ZOOMを介して、リモートでの参加となります。
申し込みは  こちら から「お名前と所属名」をご連絡下さい。
「P2Mクラブ」は無料で参加いただけます。
 
話題提供 : <第6回 プロジェクトSE懇談会>
「顧客要求への柔軟な対応が生みだす設計生産性低下のジレンマをどう乗り超えるか」
~ConOpsとMBSEを活用した“プロセス設計”の事例紹介~
  ・・・ 佐藤 健司 (檜垣造船株式会社)
日時 : 2025年10月29日(水) 18:30~21:00
概要 :
(スケジュール)
①オープニング : (18:30~18:40)
②話題提供 : (18:40~19:40)
∗ ブレイク
③ディスカッション (参加者交流) : (19:45~20:45)
④コメント (まとめ) : (20:45~21:00)
⑤閉会 : (~21:00): 議論が出なくなった時点で終了します
(話題提供) :
近年、あらゆる産業で環境規制の強化、次世代技術の多様化、労働・安全要求の高まり、利害関係者の複雑化が進み、プロジェクトの進め方がますます難しくなっています。

造船業界も例外ではなく、「法令規制要求事項の変化や顧客要求に柔軟に応える」ことが競争力の源泉である一方、派生設計の増加や仕様確定の遅れから設計リソースが逼迫し、外注依存や設計生産性低下といったジレンマが生じています。

現在私は、この課題に対して プロセス設計の一事例 として、
(1) ConOps (運用概念) による設計思想の明確化
(2) 超上流レビュー による合意形成の前倒し
(3) MBSE (モデルベースシステムズエンジニアリング) の小規模ユースケース活用
という、方向性を検討しています。

これらは「仕様変更リスクを抑え、設計者が安心して設計に集中できる環境をつくる」ためのアプローチです。バックボーンとして、システムズエンジニアリング、TOC、他業種のMBSE導入事例研究、組織行動・メンタルモデル研究があります。

本懇談会では、まだ取り組み前の「プロセス設計のモデリング段階」の構想を共有し、参加者の皆さまと一緒に議論することで、異業種からのヒントを得たいと考えています。

参加者への問いかけ:
  • 顧客要求と標準化のバランスをどう取っていますか?
  • 仕様変更リスクをどうコントロールしていますか?
  • 新しい手法導入で直面した障壁や突破口は?
ぜひ多様な業界の皆さまの知見を持ち寄り、共に考える場とできれば幸いです。
プロフィール : 佐藤 健司 ( Sato Kenji )
製造メーカーに35年間勤務。
約20年にわたり教育・訓練および組織行動のモデリング & シミュレーション(M&S)に係り、プロジェクトマネジメント、システムズエンジニアリングに従事。
その後、モビリティサービス(駐車場システム)の品質管理、製品開発マネジメントに従事。
昨年末、造船会社に転身、業務改革推進の任にあたる。
 
定員 :  30名 (申し込み順)
お問い合わせ先 :  日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ) お問い合わせはこちらへ
TEL : 03-6234-0551 (代表)

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