新しい教養P2Mセミナー2025 『新たな連携』

新しい教養P2Mセミナー2025テーマ
 『 新たな連携 』

奥田 智洋

 私たちを取り巻くプロジェクトに求められるものは何でしょうか。それはシンプルにモノを作ることから、「価値」を生み出すためのものに変わってきています。また、プロジェクトに関わるステークホルダーが望む「より高い価値」にしていくためには、個人や単独のプロジェクトだけでは難しくなってきているのではないでしょうか。
 そのような時代の変化の中、PMAJでは2024年9月に「改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」を出版いたしました。改訂4版では、よりイノベーションを促すために、事業戦略からプログラム、プロジェクト、そして価値の定着化までを一連のプロセスとしたP2M事業モデルの可視化が大きな変更点となっています。また、価値共創型マネジメントを重視し、いかにプログラム/プロジェクトを連携・統括していけるかが重要であると提言しております。
 本セミナーでは、この新たなP2Mを土台とした「新たな連携」をテーマとして、「価値」に焦点を当てた取り組み事例やノウハウについて講師の方々にお話しいただきます。ぜひ、ご参集ください。

日本プロジェクトマネジメント協会・理事 P2Mセミナー実行委員長 奥田 智洋 

 

個人情報保護方針に同意の上申し込み

日時

2025年11月14日(金)  9:30~17:15

会場

タワーホール船堀 小ホール ( 東京都江戸川区船堀4-1-1 )
〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕

(アクセス)
新宿駅より「都営新宿線」にて本八幡方面へ約30分。船堀駅下車、徒歩約1分。
東京駅より「JR総武快速線」馬喰町駅にて乗換。馬喰横山駅から「都営新宿線」で船堀駅下車、徒歩約1分。

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。

 

9:30~11:00 基調講演(90分)
「エンジニアリング業界との40年間で、感じたこと、学んだこと」
    ~取材で知った様々なことと、その中で出会った四日市市のP2M型地方自治~
 

 

丸田敬
丸田 敬 株式会社重化学工業通信社 ENN・重化学工業新報・JKnews編集部
編集長
 1986年からエンジニアリング業界専門誌の取材を始め、来年で丸40年になる。バブル経済、原油価格の高騰、リーマンショック、東日本大震災、円安、資機材高騰と、業界は様々な事業環境に直面した。そんな取材の中で、印象的だったのは四日市市との出会いだった。2000年に三菱化学(現三菱ケミカル)が四日市事業所のエチレン生産の停止を決定した時、市の商工部長は「エチレンの灯が消えたところで、落ち込むような地域ではない」と強気の発言をした。実際、2022年度の四日市市の製造品出荷額は全国の基礎自治体の中で10位と好位置にある。この背景には、戦前から育まれた四日市市のP2M発想による地方自治がある。
【講演者略歴】
1986年からエンジニアリング業界専門誌の記者を始め、1999年に重化学工業通信社でENN(エンジニアリング・ネットワーク)誌を創刊、以後、今日まで同誌編集長。

 

休 憩 (15分)

 

11:15~12:15 講演-1(60分)
「プロジェクトマネジメント強化を目指したプログラムマネジメントの実践」
    ~属人化を排除しデータ起点を目指して~
 

 

御魚谷かおる 御魚谷 かおる  富士通株式会社 Japan Global Gateway シニアディレクター
 2024年度PMシンポジウムの講演「成功のストーリを描くために」において説明致しましたDDM(データドリブンマメジメント)を起点としたプロジェクトマネジメント全社施策におけるプログラムマネジメントの取組みを紹介する。「プロジェクトマネジメントの実践力を保有する人材」の可視化は進化していない状況であり、属人的なネットワーク頼りのブラックボックス化は、プロジェクトマネジメント力の向上・強化という側面においても大きな阻害要因となっている。この変革と共にプロジェクトマネジメント実践力向上のプログラム概要を説明する。 
【講演者略歴】
超大規模政府系金融、主要省庁など大規模ミッションクリティカルシステムのプロジェクトマネージャ・プロジェクト責任者を長年担当。2024年度プロジェクトマネジメントCoEを立上げプロジェクトマネジメント全社施策をプログラムマネージャとして企画~推進中。業界貢献:IPA/システム再構築を成功に導くユーザーズガイド、PM学会寄稿。

 

昼 休 み (60分)

 

13:15~14:15 講演-2(60分)
「小学生から目的トレーニングを」
    ~目的経営法テライチャートを使って~
 

 

寺井和雄 寺井 和雄  特定非営利活動法人知恵創り協会 理事
 『非常に共感できた。「何のために」(目的)ではなく「どうやって」(手段)ばかりになってしまう』(IT/SI 40代)。PMシンポ2024での、テライチャートの講演に寄せられたアンケート結果である。世界的に最先端を行く目的経営法であるテライチャートの基本をおさらいする。その戦術的な反省もあり、現場感覚で大切なことを伝えておく。夢・希望を実現させるために、目的の大切さを悟った人たちがシナリオを作る。この戦略的な基本が大事である。現在進行している小学生(高学年)向けの目的・発明トレーニングは、『「何のため・誰のため」に学校へ?』を考える単純明解な自律管理の解である。
【講演者略歴】
川崎重工でヘリコプタの構造設計、プロジェクト管理、運航、営業、新製品開発等。
主に国際プロジェクトや異業種事業の現場指揮を担い、定年退職後は企業、行政、教育・医療機関などの指導や発明サークル、まちづくりに携わった。パーパス経営の本質とテライチャートを説き、共に実践して生産性向上や意識変革に挑んでいる。

 

休 憩 (15分)

 

14:30~15:30 講演-3(60分)
「挑戦と成長のダイナミクス:スタートアップ経営のリアル」  

 

中野裕士 中野 裕士  LIFEHUB株式会社  代表取締役 CEO
 スタートアップとは何か、その根本的な意義や社会における役割を起点に、成長を支えるエコシステムや急速に変化する投資環境の実態について論じる。さらに、ディープテックやハードウェアスタートアップが直面する特有の難しさや課題、そしてその先にある大きな可能性と魅力を、実例を交えながら解説する。自身の起業経験や資金調達の現場で得た知見、事業を推進する過程で培ったプロジェクトマネジメントの実践手法を踏まえ、理論だけでは語り尽くせないリアルな視点から、挑戦と成長のプロセスを共有する。
【講演者略歴】
2015年 東北大学大学院修了 博士(工学)、専門はロボット工学、自動車工学。
日立オートモーティブシステムズ(現Astemo)にて自動車の制御システムのR&D、次世代モビリティスタートアップにて開発のリード、Ansysにて開発コンサルタントとして従事、2021年 LIFEHUB創業、現職。

 

休 憩 (15分)

 

15:45~17:15 特別講演(90分)
「月曜日が楽しみな会社にしよう!」
    ~『ザ・ゴール』はなぜ名経営者を輩出し続けるのか?~
 

 

岸良裕司 岸良 裕司  株式会社Goldratt Japan CEO
 全世界で1000万人が読み、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスが経営幹部の必読書とする『ザ・ゴール』。この本の著者ゴールドラット博士が提唱した全体最適のマネジメント理論がTOC(Theory of Constraints)である。『ザ・ゴール』のストーリーは、工場閉鎖の危機から始まり、逆境をいかに飛躍へ切り拓くかを描いている。これは単なる物語ではなく、世界中の産業界で逆境から飛躍を実現した事例の数々が報告されている。今回は、世界に7人しかいないゴールドラット博士の愛弟子・岸良氏が、その目覚ましい事例の数々と再現可能なプロセスを、人財育成の視点からわかりやすく解説する。
【講演者略歴】
世界に7人しかいないゴールドラット博士の愛弟子。活動成果の1つとして発表された「三方良しの公共事業」は07年4月に国策として正式に採用される。TOCの知識体系を進化させ、また、ゴールドラット博士の思索にもっとも影響を与えた一人と言われている。そのセミナーは、楽しく、わかりやすく、実践的との定評がある。

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費(消費税率10%)

PMAJ個人正会員 4,500円
(うち消費税額 409円)
PMAJ法人正会員の社員または職員 6,000円
(うち消費税額 545円)
PMC、PMS、PMR有資格者 6,450円
(うち消費税額 586円)
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 8,000円
(うち消費税額 727円)
一般 9,000円
(うち消費税額 818円)
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
11月10日(月)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
11月10日(月)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
11月11日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、新しい教養P2Mセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
なお、ダウンロード期間を過ぎてからの証明書の再発行には、手数料550円(消費税10%込)をいただきます。
PMS資格者のCPUポイント : 12.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 6.0 PDU(証明書を発行します。)
(タレントトライアングルの詳細については、決まり次第掲載致します。)
ITCの実践力ポイント : 1.5 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

サイフォーマ、TIS千代田システムズ、アジャイルウェア
グローバルプロジェクトデザイン、PMアソシエイツ、ウェッブアイ
コンプティア、Goldratt Japan、電脳バンク
パナソニック、日立アカデミー、日立ドキュメントソリューションズ
千代田化工建設、日立製作所、JFEエンジニアリング、日揮グループ
富士通、TIS、横河電機、イノベーションマネジメント
日鉄エンジニアリング、PMアラインメント、竹中工務店
ビプロジー、東洋エンジニアリング、アイ・ティ・イノベーション

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  お問い合わせは  こちら  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)

 

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