九州PMセミナー2022 九州から活力を発信!!~風は西から全国へ~

九州PMセミナー2022テーマ 『 九州から活力を発信!! 』 ~風は西から全国へ~

前田修

 コロナ禍も3年目を迎え、まだまだ予断を許さない状況です。ややもすると、沈みがちな状況下の中、活気を復活すべく、九州で活力を発信し続けているプロジェクトを紹介します。
 一つ目は、福岡をアジアの拠点都市としての役割・機能を高めるために、新たな飛躍に挑戦している天神ビッグバンプロジェクトの紹介、二つ目は、将来を担う高校生を対象とした、「情報」や「総合」における地道な教育活動の紹介と「教育とプロジェクトマネジメントとの協働」についての考察です。

 後半には、特にIT系の分野においては、プロジェクトの失敗が依然として全体の約半数を占める中で、プロジェクト成功のために何をすべきかについて二つ講演頂きます。
 正にプロジェクトを成功に導く要諦の講演です。

 本日これらの講演を聴講頂き、九州の活力とプロジェクト成功の秘訣を持ち帰って頂ければ、幸いです。

九州PMセミナー実行委員長 PMAJ理事  前田 修 

 

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

日時

2022年12月9日(金)  10:00~17:30

会場

電気ビル共創館 3F カンファレンスB 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  ( 〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82)  〔会場参加〕は、申込先着順・椅子席のみ 20名様 迄となります。
申し込みページの〔参加方法〕欄で、「会場参加」または「オンライン参加」どちらかをお選びください
〔会場参加〕はコロナ感染症対策により、中止となることがあります。
その時には〔会場参加〕申込者は〔オンライン参加〕となりますので、ご了承ください。

(アクセス)
【地下鉄】 福岡市地下鉄七隈線 渡辺通駅直結
【電車】 西鉄 薬院駅より徒歩7分

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
なお、3つのスキルの名称は次の通り変更されています。
Ways of Working:1.5(以前のTechnical)、
 Power Skills:2.5(以前のLeadership)、
 Business Acumen:1.5(以前のStrategic and Business)

 

10:00~11:30 基調講演(90分)
「福岡都心部のまちづくりについて」
    ~天神ビッグバン・博多コネクティッドの概要と進捗状況~
 

 

髙橋栄司 髙橋 栄司  福岡市役所 住宅都市局都心創生部都心創生課 課長
 福岡市では、【都市の成長】と【生活の質の向上】の好循環を作り出すことを基本戦略として取り組む中で、更新期を迎えた建物が多く残る都心部において、建替えが進まず、機能更新が進まないという課題があった。
 都市の成長を阻む課題の解決に向け、都心部において、規制緩和により民間ビルの建替えを促進し、安全安心で魅力あるまちづくりを進めるプロジェクト「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」を行っており、感染症への対応や環境負荷低減など、社会情勢の変化に対応しながら、選ばれる都市であり続けるための市の取組みについて、制度の概要と進捗状況を紹介する。
【講演者略歴】
  • 2000年:福岡市役所入庁
  • 2013年~2017年 住宅都市局都心創生課担当係長として都心部のまちづくりを担う
  • 2021年~住宅都市局都心創生課長
    現在に至る

 

昼 休 み (60分)

 

12:30~13:30 特別講演(60分)
「学校教育とプロジェクトマネジメント」
    ~教育 一緒に考えてみませんか?~
 

 

髙橋利夫 髙橋 利夫  福岡県立修猷館高等学校 教諭
 当初、「PMの普及活動として、本校で行っている出前授業に、PMAJによる高校生向けの講座を」とのお申し出をいただいた。有り難い話だが、未だ専門分化(専門・職業に直結)していない段階の学校教育の在り方からすると、単に講義をお願いするのではなく、学校教育とPMの双方の抽象化によって見出される共通点に目を向けた「協働」に意義があるのではと考えた。
 そこで、本セミナーでは、学校現場で私たちが何を考え、どう取り組んできたかを聴いていただくことで、本質的な意味での「普及」を考える材料にしていただくこと、さらに、広く「教育」に関心を持っていただくことを目指したい。
【講演者略歴】
九州大学理学部物理学科卒業。福岡県立高等学校教諭(1988年~)。2001年からは福岡県立修猷館高等学校に勤務し、専門である理科(物理)の授業のほか、多くの外部講師による出前授業を含む「総合的な探究の時間」、基盤となる思考力の育成を目指した「情報」の授業などの立ち上げや、その後の継続的な運営に携わってきた。

 

休 憩 (20分)

 

13:50~14:50 講演-1(60分)
「プロジェクト成功の秘訣」
    ~今すぐできるプロジェクトファシリテーション~
 

 

望月秀明
望月 秀明 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
  九州地区担当ディレクター
 プロジェクトの成功は難しく、品質の妥協、スコープ削減、納期遅延やコスト増加することも珍しくない。なぜプロジェクトは難しいのか。そしてプロジェクトの成功率を高めるために何をすべきなのか。ファシリテーション型コンサルティングという独特の手法を用いて多くのプロジェクトを成功に導いてきたケンブリッジの方法論から、実際に現場で活用しており、すぐに活用しやすい手法、テクニックを紹介する。
【講演者略歴】
独立系SIer、金融系ベンチャー企業を経て、2007年よりケンブリッジ。
業務改革、システム改革など、構想策定からシステム導入、運用定着まで一貫して多くのプロジェクトに参画し、プロジェクトを成功に導く。
得意領域は、ファシリテーションを活用したプロジェクト推進や大規模プロジェクトマネジメント。

 

休 憩 (20分)

 

15:10~16:40 講演-2(90分)
「要件定義はユーザが実施すべきもの! だが…」
    ~ベンダとの協働で実現する要件定義の実務~
 

 

村岡恭昭
村岡 恭昭 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 社会基盤センター
  産業プラットフォーム部 元連携委員
 要件定義を実施する責任は、それをもとに構築されたITシステムを利用して、システム化構想時に期待していた効果を引き出す責任を持つユーザにあることは、もはや自明の理である。しかしながら、ユーザの保有する知見だけではなかなか実施が困難であることも事実である。
 IPAは、ユーザが自ら要件定義を実施する際の手助けになることを願って、「ユーザのための要件定義ガイド第二版」を2019年に公開した。今回の講演ではこのガイドをもとに、要件定義実施の際に特に重視すべきこと、ならびに要件定義の実務を実施する際にITベンダとどう協働していくかについての基本的なポイントを解説する。
【講演者略歴】
ITベンダにおいてメインフレームのマイグレーション業務でIT業務知識習得を開始後、各種オープン系システム開発プロジェクトにプロジェクトリーダー・マネージャーとして従事。2016年から2020年までIPAで上流工程強化事業の一環として要件定義ガイド作成、およびシステム運用トラブル再発防止のための教訓集作成に従事。

 

 

休 憩 (20分)

 

17:00~17:30 講演-3(30分)
「九州PM研究部会の活動状況報告」
    ~これまでの歩み及び2022年度活動状況について~
 

 

中村彰利
中村 彰利 日鉄エンジニアリング株式会社 技術統括センター PMIS推進部長
  九州PM研究部会 メンバー
 当部会は多様な業界・業種、ベンダー・ユーザーの立場など異なるバックボーンを持つメンバーで構成されており、1~2ヶ月に一度の会合にて、身近な泥臭い課題・素朴な疑問をテーマに設定し、それらについて、熱く議論し相互に高め合う、貴重な「研鑽の場」となっている。
 今年度は「ポストコロナ リモートワークの在り方について」「DX推進役を担うための第一歩」「高校生への出前授業について」の3つテーマについて議論を重ねてきたので、その各々について、現時点での状況・中間成果についてご紹介する。
【講演者略歴】
1992年新日本製鉄(株)(現 日本製鉄(株))入社。エンジニアリング部門に配属後、設計~工事~プロジェクト管理の立場で製鉄、LNG貯蔵、産業ガス製造、井戸元、CO2回収設備等様々なプラントの建設に携わる。2021年よりバックオフィス系部門にて社内(日鉄エンジニアリング(株))の業務基盤改革に取り組んでいる。

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費

(消費税込み)
PMAJ個人正会員 3,500円
PMAJ法人正会員の社員または職員 5,000円
PMC、PMS、PMR有資格者 5,500円
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 7,000円
一般 8,000円
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
12月5日(月)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
12月5日(月)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
12月6日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、九州PMセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 11.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 5.5 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working(Technical) 1.5、Power Skills(Leadership) 2.5 、Business Acumen(Strategic) 1.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.375 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、ソフトロード、アジャイルウェア、サイフォーマ
オラクル、プラネット、TIS千代田システムズ、グローバルプロジェクトデザイン
パナソニック、日立ドキュメントソリューションズ、ヘキサゴンPPM、富士通
BIPROGY、TIS、日揮グループ、JFEエンジニアリング
日立製作所、PMアラインメント、日鉄エンジニアリング、千代田化工建設
イノベーションマネジメント竹中工務店、横河電機、東洋エンジニアリング

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)

 

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