PMAJジャーナル43号:論文募集のお知らせ
ジャーナル編集部

PMAJジャーナル43号 : 論 文 募 集
特集Ⅰ:「地域活性化とPM」~地域からの報告~
特集Ⅱ:「PMAJ Young Crew」~若手PMの声~

ジャーナル43号(2012年4月発行)では、特集Ⅰ:「地域活性化とPM」~地域からの報告~、特集Ⅱ:「PMAJ Young Crew」~若手PMの声~、を組むことに致しました。これまでのジャーナルは、どちらかといえば「中央から、シニアから」の情報発信が多かったわけですが、今号では逆に「地域から、ヤングから」の情報発信を期待しています。就きましては、下記の要綱でPMAJジャーナル論文を募集します。多くのご応募をお待ちしております。

特集Ⅰ:「地域活性化とPM」~地域からの報告~
1. 主旨
 内外ともに厳しい環境変化が続く中、日本の新たな針路を模索する必要性に迫られています。今号では、「地域活性化とPM」の視点で、首都圏及び関西圏以外の地域に於いて、PM活動に取組まれている方及び関心をお持ちの方々からのご寄稿をお待ちしています。

2. 背景
 TPP加入問題では国論を二分する議論が続いています。円高は留まるところを知りません。ヨーロッパでの債務問題が飛び火しないかと懸念されています。震災復興は遅々としているようです。更に、少子高齢化の中で、財政再建の問題が重くのしかかっています・・・。
 このように、内外ともに厳しい環境変化が続く中、われわれは次世代に向けての新たな針路を模索する必要性に迫られています。そこでは、新たな価値や夢を創造し実現していくための成長戦略が重要になってきます。ジャーナル41号では、緊急特集「東日本震災に寄せて」~復興とPM~を掲載しました。10名の方々から、貴重な論考をお寄せ頂きました。しかし、これらが「中央から」の、片方向でのトップダウン的な情報発信に終わったのではないかと心配しています。被災された方々の「地域から」の情報を発信できませんでした。これではコミュニケーションも共創も生まれません。双方向での情報発信が揃ってこそ、議論が生まれ、連携につながるのではないでしょうか。地域活性化の問題は、地域のみの問題ではありません。地域と中央の連携の問題であり、新たな関係構築の問題でもあります。
 そこで今号では「地域活性化とPM」の視点で、首都圏及び関西圏以外の地域に於いて、PM活動に取組まれている方及び関心をお持ちの方々から、「地域からの報告」をお寄せ頂きたいと思います。「地域 - 中央」の新たな関係構築の議論が生まれることを期待しています。先ずはアブストラクト(300文字程度)をお送りください。

3. 論文テーマ例
 以下のような分野における、事例論文、調査論文、提言論文をお寄せ下さい。
地域におけるPM事情の報告~実践事例、研究会、PMコミュニティ、など~
地域活性化プロジェクトに関するメッセージ~~地域から中央への期待・提言~
日本の針路と地域活性化にPMはどのように貢献できるか~夢のプロジェクト提案~
われわれは次世代にどのような日本及び地域を残すべきか~5年後の故郷を考える~
P2Mによる地域活性化へのグランドデザイン~地域活性化とP2Mへの期待、提言~
われわれの町おこし・村おこしにP2M的アプローチを導入するシナリオ
農業活性化とPM~農業再生にP2M的アプローチを導入するシナリオ~
漁業活性化とPM~漁業再生にP2M的アプローチを導入するシナリオ~
林業活性化とPM~林業再生にP2M的アプローチを導入するシナリオ~
行政活性化とPM~地方行政へのP2M的アプローチを導入するシナリオ~
復興プロジェクトに関するメッセージ~これからの復興に向けてのアディア、提言
その他(自由にテーマ設定下さい!)

特集Ⅱ:「PMAJ Young Crew」~若手PMの声~
1. 主旨
 どの分野にも言えることですが、次世代を担う若手への継承作業は重要なテーマです。次に続く人がいなければ、サステナビリティ(sustainability:持続可能性)もあり得ません。
 そこで今号では、「PMAJ Young Crew」プログラムとして、20~30代のプロジェクト従事者及び学生の方々から、「若手PMの声」をお寄せ頂くことにしました。「ヤング‐シニア」間の新たな議論が生まれることを期待しています。

2. 背景
 最近のPMAJ活動、取り分け「PMシンポ」等には、多くのヤングの積極的な参画が見られるようになりました。また「PM教育」を採り入れる大学も年々増加してきています。
 どの分野にも言えることですが、次世代を担う若手への継承作業は重要なテーマです。次に続く人がいなければ、サステナビリティ(sustainability:持続可能性)もあり得ません。しかも「背中を見て育て!」といった伝統的方法では、スピードが求められる現代に於いて、即応性に問題があります。意識的、戦略的なサステナブルプログラムとして、ヤングとシニアの新しい接点を創っていくことが求められています。その接点では「シニアから」の一方的な経験の伝承だけでなく、「ヤングから」の感性や問題意識に学ぶ姿勢も必要だと思います。ヤングの感性とシニアの経験がシナジーすることで、新たな「共創」が生まれることを期待したいものです。IPMA(International PM Association)でも“Young Crew”プログラムの下で、次世代へのさまざまな継承作業が行われています。(詳細は、  こちら
 そこで今号では、「PMAJ Young Crew」プログラムとして、20~30代のプロジェクト従事者及び学生の方々から、「若手PMの声」をお寄せ頂くことにしました。「ヤング‐シニア」間の新たな議論が生まれることを期待しています。
 先ずはアブストラクト(300文字程度)をお送りください。

3. 論文テーマ例
 20~30代のプロジェクト従事者及び学生の方々から、以下のような分野における実践例・考察・経験談、調査・分析論文、実証論文、提言論文を募集致します。
ここが変だよ!わが社のPM~マネジメントされる側から見たPMの実情と課題と提案~
このようなPMになりたい!~5年後の自己革新のシナリオ~
このようにPMを学んだ、教育を受けた~継承作業はうまくなされているか~
失敗(成功)事例とそこから学んだこと~私とプロジェクトマネジメント~
プロジェクトマネジメント教育の必要性~大学で学ぶプロジェクトマネジメント~
プロジェクトマネジメントを学んで得たこと~入社前の学生がPMを学ぶ意義~
PM学科で学んだ四年間~プロジェクトマネジメントを学生のうちに学ぶということ~
就職活動に活かしたPM~就職活動中に学生が感じたPM~
就職活動でのPMを学ぶ学生の立ち位置~PMを志す学生として意思の在り方について~
プロジェクトマネジメントにおけるWBSの分解
プロジェクトマネジメント「学ぶ」と「使う」~PMシンポジウムに参加して~
プロジェクトマネジメントとの出会い~最近の学生の『働く』という意識~
PMは日本を救えるか!~私のPM像、夢のPM提案、社会への提言~
その他(自由にテーマ設定下さい!)

<応募スケジュール>
① 2011年12月31日 : アブストラクト(300字程度)提出締め切り
② 2012年01月10日 : 採否結果のご連絡
③ 2012年01月31日 : 本原稿提出締め切り

<提出・問合せ先>
            アブストラクトをご送付ください!(締め切り:12月31日厳守)
                  PMAJジャーナル編集長 岩下 幸功    メールの宛先は こちら 

<執筆要綱>
    記述フォームを整合させたく、一般的な論文書式に準拠して記述頂ければ幸いです。
    (不明の場合は、 こちらの執筆要綱 をご参照ください!)

以上