理事長コーナー
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P2M資格試験に挑戦してみませんか

PMAJ 理事長 加藤 亨 [プロフィール] :7月号

 みなさんは、PMAJがP2M資格試験を実施していることはご存じだと思います。ただ、この資格試験がどのような経緯で設計され導入されてきたかについては、あまり知られていないかもしれませんね。
 そこで今回は、P2M資格試験制度について紹介したいと思います。

 P2M資格試験のベースとなる、P2M標準ガイドブック(以下、P2Mガイドと略す)の初版は、2001年11月に発行されています。その序文の中で「今後、日本企業は『ものづくり』中心の発想から転換して、『仕組みづくり』による再生に注力しなければならない。」と提言されています。
 また、序文に続くはじめにの中で、「現代社会では、弁護士、技術士、会計士など多種類の職業人が組織の縦断的個別分野で活躍しているが、一方で、横断的テーマに責任をもって問題解決できる職業人が必要とされている。とりわけハードウェアとソフトウェアなど複数の異なる領域で横断的融合が加速している知識情報化分野では、このような『使命達成型職業人』の活躍の場は広範囲にわたり、その人材育成と資格認定が急務となっている。」として、その人材育成と資格認定の仕組みとして、P2M資格試験制度を設計したという経緯が記述されています。

 この記述は、まさに、21世紀が「プロジェクトエコノミー」といわれる、目的達成型業務中心のビジネスモデルへ変革することを正確に予測し、その時代に対応するためのキャリアモデルを先駆けて提示し運営するという決意を示しています。
 実際、その後、P2M資格試験センターを設置し、使命達成型職業人のキャリア形成を支援する資格試験制度の運営を開始しており、2005年からその役割をPMAJが継承して今日に至っています。

 さて、21世紀も四半世紀を過ぎ、ビジネス環境の多様性は更に高まり、地球環境、世界情勢の不安定さも増加する現代において、プログラム・プロジェクトマネジメントの重要性はますます高まると想定しています。PMAJは、P2M資格試験制度を時代の変化に合わせてさらに充実させて行こうと考えております。
 このほど、このような状況に対応するため、改めてP2M資格試験制度を見直し、PMQ資格を新設し、8月1日から受け付けを開始することにいたしました。詳細につきましては、PMAJホームページの、「2026年度PMQ資格試験受験申込受付のご案内」をご参照ください。

 ここで、少しだけPMQ資格の概要を紹介しておきますと、新設の目的は、「変化の激しい現代社会において、企業内での既存事業の拡大、高度化あるいは既存業務の効率化など、事業方針に沿ったオペレーション型プログラムを全体統合してマネジメントするための実践的なPM人材を求める企業ニーズ」に応えることです。そのうえで、企業内のイノベーション創出や新規事業推進においてP2M実践力を発揮できる人材をPMQ資格として認定するものです。
 そして、PMQ資格の新設により、P2M資格体系は、
  • P2M知識習得を認定する2資格(PMC資格、PMS資格)、
  • P2M実践力を認定する2資格(PMQ資格、PMR資格)
 の体系ととなり、ビジネスパーソンが、より使命達成型職業人としてのキャリア形成のしやすい仕組みとなったと確信しています。

 なお、この機会に会わせて、P2MガイドブックやP2M資格試験制度全体を概説した動画も新たに作成しておりますので、ご興味のある方は、こちらのURLからご視聴ください。

 また、P2M資格試験・講習会を分かりやすく解説したパンフレットはこちらのURLからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

 プログラム・プロジェクトマネジメントは先の見えない現代社会の「新しい教養」と言われています。その習得の機会としてのP2M資格試験にぜひ挑戦してみてください。
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