PMシンポ便りコーナー
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「PMシンポジウムの懇親会について」

PMシンポジウム2012　PM　生越　直人　[プロフィール]　：9月号
　PMシンポジウムでは、初日の夕方(セッション終了後)に「プロジェクトマネジメントを肴とした語らいの場」として懇親会を開催しています。
今回は、この懇親会について、記述させて頂きます。

　実は、PMシンポジウム2011(昨年)より、懇親会の参加費を無料にしています。
因みに、2010年の懇親会の参加費は5,000円でした。

　2010年の懇親会の時、周りを見渡しますと、参加者は招待客、講師、スタッフばかりでした。PMシンポジウムに参加された後、懇親会に参加される方がとても少ないことに気付きました。これでは、単なる身内の飲み会であって、プロジェクトマネジメントを肴とした語らいの場になっていなかったのです。

　そこで、PMシンポジウム2011の企画を行っている場で、参加者のネットワークを広げる交流の場として懇親会を活用して頂くにはどうしたらよいか議論を行い、以下の対策を講じることにしました。
① 懇親会の参加費を無料にする
② カフェ・ド・eシンポの発表を行う
③ 会場内をテーマ毎に区分けする

　この対策の中で、特に「① 懇親会の参加費を無料にする」を決定することは大変でした。「無料にしたら、何百人も懇親会に参加する可能性がある。会場はどうするのか？コストはいくらかかるのか？」といった意見がございました。そこで、a．可能なかぎり多くのリスクを特定し、b．発生可能性とインパクトからリスクの分析・評価を行い、c．これらのリスクの対応策を検討しました。

【リスクに対する対応策】
・ 懇親会の参加費を無料にすることを大々的に告知しない
・ PMシンポジウム申し込み時に、懇親会への参加の有無を入力して頂き、参加希望者が多くなった場合、満員で締め切る
・ 参加者が多くなった場合、スタッフは会場に入らない

　懇親会という小さなイベントで、とてもプロジェクトと呼べるレベルではございませんが、まさにプロジェクトマネジメントの中のリスクマネジメントのようでした。

　結果は、PMシンポジウム2011では100名強の方にご参加頂き、無事に懇親会を実施することができました。誠に、ありがとうございました。

　今年のPMシンポジウムでも、「① 懇親会の参加費を無料にする」を継続することにしました。「② カフェ・ド・eシンポの発表を行う」は止めることにして、スタンプラリーの抽選会を行い、懇親会を盛り上げようと考えています。「③ 会場内をテーマ毎に区分けする」も継続し、参加者同士がご自身の関心のある分野でネットワークを広げることができるよう、交流の場を提供致します。

　このシンポ便りが、オンラインジャーナルに掲載されるのは、9月1日の予定です。PMシンポジウム2012の懇親会は、9月6日(木)の夕方に開催されます。PMシンポジウムにご参加される方は、懇親会へ当日参加も可能ですので、是非お越し下さい。関係者一同、心よりお待ちしております。

以上
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