講師 |
デジタル庁 国民向けサービスグループ グループ長/統括官 村上 敬亮 |
セッション概要 |
DX推進の鍵は想像力だ。「こんな横の連携をすれば、こんな効果がえられるのではないか。」既存組織の縦割りを越えて、想像力が先回りしていければ、デジタルは、これまでにない効果を生み出す。しかし、DXを進めるプロジェクトと組織管理は相性が悪い。組織を越えた横串のプロジェクトにこそDXの意義があるが、それゆえにこそ、プロジェクトの進め方も難しい。PMは本来、よくフォーミュレートされたチームでこそ機能する。それゆえに、組織横断的なプロジェクトのPMには固有の難しさがつきまとう。組織の壁を積極的に越えていくチームアップとPMの実践に求められるものは何か。Well-Beingを切り口にマクロのPDCAを回すことで、事業の縦割りを越えた新たなチームアップの切り口が設計できないかなど、DXの時代にPMに求められるものと、その背景について検討してみる。 |
講師略歴
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1967年、東京都出身。1990年、通商産業省入省。IT政策に長らく携わった後、クールジャパン戦略の立ち上げ、COP15、16等の温暖化国際交渉、再生可能エネルギーの固定価格買取制度創設等に従事。2014年より内閣官房・内閣府で、地方創生業務や国家戦略特区業務に従事し、2020年7月より中小企業庁経営支援部長。2021年9月より現職。 |