【PM】プロジェクトマネジメント実践
A-03 国際宇宙ステーション「きぼう」装置開発のPM
~様々なタイプの有人宇宙開発から学んだこと~
9月4日 Ways of Working CFP
 講師 宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術センター 主任研究開発員
渡辺 英幸
 セッション概要 国際宇宙ステーション「きぼう」のシステムおよび船外実験装置の開発を、初期から担当し、開発仕様調整、企業間のインタフェース調整、NASAとのインタフェース調整、スケジュール、リスク、コストなどのマネジメントを、試行錯誤しながら実施し、ミッションを成功に導いた。これらの経験をもとに、上記の異なる開発方式(1)「きぼう」システム開発、(2)利用者のニーズを発掘しながら進める実験装置開発、(3)地上ドローン技術をそのまま宇宙で用いた研究要素の強い飛行ロボット開発、において必要とされるプロジェクトマネジメントの違いについて得られた知見、教訓など紹介する。
 講師略歴
渡辺英幸氏
渡辺英幸氏1995年、JAXA(当時NASDA:宇宙開発事業団)入社、国際宇宙ステーション「きぼう」開発プロジェクトの装置開発・運用を開発初期から担当。2018年「きぼう」ロボットアームを活用した簡易曝露実験装置を開発、宇宙での材料などの曝露実験の敷居をさげたことを評価され、日本機械学会、宇宙工学部門スペースフロンティアを受賞。