SP11 サステナブルリカバリーへの処方箋
DXを牽引するプログラムマネジメント
9月2日  11:20~12:20 Strategic  
 講師 特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 理事長 加藤 亨
 セッション概要 COVID-19は日本だけではなく、世界に大きな被害をもたらし、現時点(2021年5月)においても終息への道筋はまだ明確には見えていない。しかし、明けない夜はない。我々は、ニューノーマルに向けて、COVID-19がもたらした強制的な変化を、むしろ好機ととらえ、新たな、そして持続可能な社会を創造する道を探っていかなければならない。おそらくその道は、従来の延長線上にはない。大きく変わってしまった環境の中で、さらに日本としては、諸外国に比して大きく遅れを取ってしまったデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速しつつ、持続可能な成長を遂げ、国際社会の中でプレゼンスを復活させていく道筋を確立しなければならない。そのサステナブルリカバリーへの処方箋となるのが、「プログラムマネジメント」であると私は考えている。
本講演では、日本がサステナブルリカバリーを果たすための基本的な要件の分析と、新たなプログラムマネジメントの役割を解説し、今後の日本が取るべき処方箋について考察する。
 講師略歴
加藤亨氏
加藤亨氏1978年千代田化工建設(株)入社、同社の様々な情報化プロジェクトを担当後、同社の情報子会社の執行役員、取締役本部長等を歴任。2016年7月より千代田ユーテック株式会社 代表取締役社長に就任。2019年7月より日本プロジェクトマネジメント協会理事長に就任し現在に至る。PMAJ公認PMS、米国PMI®公認PMP®など。