【A-3】 日本に劇場街を
歌舞伎座開発事業から
9月6日  13:00~14:00    [特別講演] Strategic  
 講師 松竹株式会社 専務取締役
松竹衣装株式会社 代表取締役会長
株式会社歌舞伎座 代表取締役社長 武中 雅人
 セッション概要 ウエストエンド・ブロードウエイ。ライブエンターテイメント国には劇場が立ち並ぶ街がある。東京には何故それがないのか。今からでも遅くない、人生を賭けた劇場街再生。1889年(明治22年)、東京・銀座に初代歌舞伎座がお目見えして以来、激動の近代史変遷のなか、数次の変遷を経ながら一貫して多くの歌舞伎ファンに愛され続けた歌舞伎座。2013年春オープンした第5期歌舞伎座は、さらに内外観光客を引きつける一大ランドマークとして花の銀座にその存在感を示している。外観は3期、4期より続く奈良及び桃山の風雅な造りを踏襲した伝統建築の趣を残しつつ、その背後には最新のオフィス空間を整備した地上29階、最高部145.5メートルの「歌舞伎座タワー」がそびえ立つ。文化と伝統にビジネスを融合させた新たな空間創造の例として内外から注目を集めている「歌舞伎座タワー」。その建築や最近こけら落としをした「京都南座」の改修工事について、それらのエピソードを語る。
 講師略歴
武中雅人氏
松竹株式会社専務取締役/事業本部長。1980年に学習院大学文学部卒業後松竹入社、直ぐに歌舞伎座に配属、故永山会長(当時副社長)の薫陶を受け「切符のもぎり」から興行のいろはを学ぶ。第五期歌舞伎座建て替え工事の責任者としてプロジェクトを推進し2013年2月歌舞伎座タワーを竣工、フルテナント化を達成した。
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