【A-1】 企業のデジタル革新を支えるエンタープライズアジャイル
基幹系レガシーシステムに対するDXの進め方
9月6日  9:30~10:30    [特別講演] Strategic  
 講師 富士通株式会社 Mobilityシステム事業本部 VP 中村 記章
 セッション概要 デジタル革新時代において、多くの企業が競争優位な価値創出やビジネスアジリティを求めて、デジタルトランスフォーメーション(DX)への期待を高めている。DXを進めるにあたってはクラウドなど最新のデジタル技術の活用が必然であり、マイクロサービスアーキテクチャの採用によってサービスオリエンテッドな構造にアプリケーションを進化させ、アジャイル開発の適用によってアプリケーションの開発とデリバリサイクルを短縮することがポイントになる。
しかしながら、大抵の企業は重厚長大化した既存のレガシーシステムが足かせとなり、モノリシックなアプリケーション構造やウォーターフォール開発から脱却できず、DXに踏み出せずにいる。
そのような実情を踏まえ、レガシーシステムをDXするためのアプローチの方法や大規模基幹系システムへのアジャイル適用の考え方、人や組織のマネジメントの方法など、企業のデジタル革新を支えるエンタープライズアジャイルによるDXの取り組みについて紹介する。
 講師略歴
中村記章氏
1987年富士通株式会社入社。主に官公庁向けSIを担当し、2009年クラウドアーキテクト室長、2014年デジタルビジネスプラットフォーム事業副本部長として富士通のクラウド事業を牽引。2016年グローバルSI技術本部長を経て2017年から富士通のデジタルビジネスを牽引。
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