【I-4・5】 国際宇宙プロジェクトでの運営のポイント
ISSプロジェクトでのNASAとの付き合い方
9月14日  14:20~16:40    PMマイスター Technical  
 講師 宇宙航空研究開発機構 客員 長谷川 義幸
 セッション概要 「きぼう」日本実験棟の開発当初、意思決定や開発管理の仕方で戸惑ったり、時には不利な状況に立たされることが多かった。アメリカのPMを理解していなかったことが原因であった。NASAとの仕事では、開発管理の仕方や安全・品質管理基準を文書化して役割と責任の所在を事前にすり合わせ合意書面をとり、その内容に準拠して仕事を進めてゆくことでトラブルを減らし円滑な関係を築くことができた。
相手の文化を理解することは、プロジェクト運営のポイントであるが、筆者の経験をもとに具体的にどのようなポイントが重要なのかを紹介する。
全120分〔1部:60分(14:20~)+2部:60分(15:40~)〕
 講師略歴 国際宇宙ステーションプロジェクトに1989年から参加。「きぼう」のシステム開発に従事。NASAとの交渉や技術調整を行い軌道上の運用に導いた。日本人宇宙飛行士の選抜・訓練および運用システム開発に携わる。「きぼう」プロジェクト・マネジャー、国際宇宙ステーションプログラム・マネジャーを歴任。
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