【基調講演-1】( KN-1 ) 人工知能はどこから来てどこに向かうのか
9月14日  9:55~10:55 Technical  
 講師 公立はこだて未来大学 副理事長 教授 松原 仁
 セッション概要 人工知能は3回目のブームを迎えている。囲碁でコンピュータがトップレベルのプロ棋士に勝ったり、コンピュータと人間が共同で書いた小説が文学賞の一次審査を通過したりしている。これまでの2回のブームは期待はずれに終わってその後に人工知能の冬の時代が訪れたが、今回のブームもそうなるのか、あるいは今度こそ世の中に定着するのか。ここでは人工知能とはそもそも何なのか、人工知能はどのような歴史を経ていまに至っているのか、将棋や囲碁のプログラムはどのようにしてプロ棋士に勝てるようになったのか、ディープラーニングとは何なのか、人工知能が進歩したときにわれわれの仕事はどうなるのか、などを説明する。その上でこれから人間と進化した人工知能がどのように付き合っていけばいいのかを考察する。
 講師略歴
松原仁氏
松原 仁(まつばら ひとし)
1959年2月6日東京生まれ。1981年東大理学部情報科学科卒業。1986年同大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。2000年公立はこだて未来大学教授。2016年同大学副理事長。人工知能、ゲーム情報学、観光情報学などに興味を持つ。前人工知能学会会長、情報処理学会理事、観光情報学会理事。
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