「リカバリー・マネジメント」コース

実施:(株)PMコンセプツ
日本プロジェクトマネジメント協会

 
Webより申込み PM Concepts, Inc. is a recognized provider Registered with the PMI Registered Education Provider 「PMI R.E.P.」
 

注 意 事 項: 必ず、PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、お申し込み願います
日    時: 平成22年3月8日(月)~9日(火):2日間 9:30~18:00
会    場: ゆうぽうとカルチャープラザ (会場地図
 住所: 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-4-13
 東急池上線大崎広小路駅より徒歩1分、
 都営地下鉄・JR五反田駅西口より徒歩5分
対 象 者: プロジェクト・マネジャー経験者、上級者。
*研修業務・コンサルティング業務を行っている企業様のお申込はご遠慮下さい。
受講に際しての誓約: 受講に際しては、PMコンセプツが保有する知的財産権の保護に関する誓約書に受講者、及び受講者が勤務する組織の部門長の署名捺印を提出して頂きます。
「受講に際しての誓約書」に関するお問い合わせはPMコンセプツまでお願いします。
TEL : 03-5456-6004
e-mail : pmc@pmconcepts.co.jp
募集人数: 24名(定員になりしだい締め切らせていただきます)
最小催行人数: 12名(この人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
修了証/
 PDUポイント:
コース修了者にはPMコンセプツの発行する修了証書が授与されます。
これはPMP受験資格に必要なPM教育時間として、16時間受講された旨の証明書となります(これはPDUポイントではありません)。またこれによりPMP取得者は、PMIが認定するPDU単位が 16ポイント獲得できます。
なお、PMAJのPMS資格保有者は、1時間当り1CPUポイントを申請することができます。

コースの内容:  

「リカバリー・マネジメント」コース <2日間コース>

目的:

時間、人材、資金の貴重なリソースを浪費する問題プロジェクトの管理は、組織の重大な関心事になっています。本コースでは、トラブルに陥った問題プロジェクトを体系的にリカバリーする具体的なステップを学習します。リカバリー役のPMは、組織間の利害対立が先鋭化した関係の中で、また非常に時間が限られた状況でプロジェクト管理の総合力を試されます。しかし、このような心理的重圧に不慣れなPMが、何処から手を付けて良いのか、どのような順序で何に妥協し、何を死守して自社を守っていくのか、その方向性も定められないまま場当たり的に動き、結果としてプロジェクトを更に悪化させている場合も多く見うけられます。まずプロジェクトを評価する調査方法を習得し、次に悪化したプロジェクトを復帰させるためのリカバリー・プロセスに沿って警告を発し、ただ単にスケジュール遅延、コストの肥大といった現象面だけではなく、問題の本質を掘り起こし、起動のための社内、及び顧客交渉を経て、顧客参画によるリカバリー・プランの策定や実施をし、リカバリー・チーム編成への支援の獲得、さらに組織学習のためにデータを文書化する実務プロセスは困難を極めます。そしてこのプロセスは、2度目の失敗は許されない状況で社内外の抵抗を乗越えて動かしていかねばなりません。流動化が増す開発環境下では、今後問題プロジェクトの発生は避けて通ることの出来ない宿命です。本コースの目的は、プロジェクトを多数抱える組織に対してPM経験者、PM上級者の中で組織内の問題プロジェクトの見直し、建直し、ひいては自社の信頼と利益を最大限守りきる実践スキルを持ったエキスパートを養成することです。

コースアウトライン
1章 現状把握とリカバリー起動 ・問題の初期調査とリカバリー・プロセス必要性の判断
・問題プロジェクトのワークアウト
・現況と仮説の社内上層部との共有
・顧客上層部とのリカバリー起動交渉
2章 問題の定義づけと
リカバリー・プランの策定
・本格的調査の実施方法
・仮説の検証による問題の定義づけと要因の特定
・リカバリー目標の設定
・解決策の選択肢作成と実施プランの作成
3章 プランへの社内支援の獲得と
顧客承認のための交渉
・プランに対する社内承認を獲得する交渉
・プラン支持のコミットメントの獲得
・プランに対する顧客承認を獲得する交渉
・顧客との共同作業による最終プラン策定
4章 実施体制の再構築、及び
リカバリーの実施と追跡評価
・実施体制の構築へのリソース獲得と協力会社の支援の取り付け
・責任分担の明確化とコミットメント獲得
・プロジェクト状況の追跡評価
・プランの修正、評価、及びリカバリー・プロセスの文書化

クラスの進め方:

 講義・ケーススタディによる演習

タイムテーブル:

 
 

9:30               午前                 12:00

昼食
(1h)

13:00               午後                18:00

1日目 ● 自己紹介
● 現状把握とリカバリー起動<講義&演習>
● 問題の定義づけと
  リカバリー・プランの策定<講義&演習>
2日目 ● プランへの社内支援の獲得と
  顧客承認のための交渉<講義&演習>
● 実施体制の再構築、及び
  リカバリーの実施と追跡評価<講義>
  • コース開始は、各日とも午前9:30、終了は午後6時前後とします。
  • 休憩は、午前1回、午後2回、各10分前後とります。昼休みは1時間。
  • 研修は、テキスト講義とケーススタディ(班体制による演習)の組合せで構成されています。
  • コース進行状況により、上記スケジュールを調整する場合があります。
  • コース終了時に試験、または研修課題を宿題として課しその提出により、研修修了とします。

講 師:鈴木 俊正(すずき としまさ)氏

電気通信大学物理工学科卒業。 日本NCR(株)にて、都市銀行担当のSEを経て大型汎用機のOS(オペレーティング・システム)開発に携わる。
銀行の勘定系システム、流通系システムの構築、新ハードウェア開発に伴うOS開発などの大型R&D中心に、多数のプロジェクトに参加、指揮した。
また、システムのダウンサイジング化の潮流に即して、銀行の勘定系システムをUNIXと商用RDBMSを用いたオープンプラットフォームへ移行させる開発プロジェクトを手がけた。
90年代後半からは、主にシステム運用管理製品やCRM/コールセンター関連製品の責任者として、新製品発表プロジェクトやセールス・プロジェクトなど、開発以外のプロジェクトにも参画、指揮した。
その後、外資系のソフトウェアベンダーに移り、金融やテレコム系大手顧客の運用システムの開発プロジェクトを指揮した。ここでは、新規プロジェクトだけではなく、火を噴いたプロジェクトも任され、幾つもの修羅場を経験してきた。
現在、PMコンセプツ社のシニア・コンサルタントとして、PM研修及びPMコンサルティング業務を担当している。

この講座に関するお問合せ先:
申込み手続きについて PMAJ事務局    
上記以外について (株)PMコンセプツ Tel:03-5456-6004 Fax:03-5456-6468

参 加 費:

PMAJ個人正会員 84,000円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の社員または職員 84,000円(消費税込み)
PMAJ非会員 94,500円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

(株)PMコンセプツ殿が実施する講座の受講料は同社が各位宛に請求書を発行しますので、それに応じてお払い込み願います。

備 考:
  • 講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
  • 代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
    また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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