2/8-9の講座は開催を中止致しました。

プロジェクト管理の問題点を解決する新プロジェクト管理の方法
(知識を知恵にかえる方法による、ウイズダム・マネージメント、
プロジェクトマネージメント、IPTの方法)

方法の全貌は下記のURLより見ることも、ダウンロードもできます
新プロジェクト管理の方法の全貌第2版予定 
または
  創造技法と管理技法をつなぐ自律的な統合手法(PDF 18.2MB) および
 知恵を創りだす管理会計の一方法(PDF 17.8MB)

主催:日本プロジェクトマネジメント協会
実施: DTCNインターナショナル研究所 
所長 江崎通彦Ph.D. 
http://dtcn-wisdom.jp/

 
Webより申込み
本講座を受講された方で、PMAJのPMS資格保有者は、1時間あたり1CPUポイントを申請することができます。
申込み登録確認へ

注意事項: PMAJ会員番号を御連絡していない方は、旧P2MクラブあるいはJPMF会員番号を、会員番号入力欄に入力してください。
日   時: 平成19年2月8日(木)~9日(金):2日間
(一日目:9:30~17:00 二日目:9:00~16:45)

会  場:

(財)エンジニアリング振興協会  会議室  (会場地図

〒105-0003 東京都港区西新橋1-4-6 CYDビル
(営団銀座線虎ノ門駅下車徒歩5分)
  TEL(PMAJ事務局)  

対 象 者: 役員、プロジェクトマネジャー、システムエンジニアー、デザイン・ツー・コスト担当、リーダ、およびこれらの候補者
募集人数: 20名(定員になりしだい締め切らせていただきます)

最小催行人数:

6名(先の人数に満たない場合は、講座をキャンセルする場合もあります。詳細については講座中止についてを御覧下さい)
受講証明書: 本講座を受講された方へは、PMP受験資格等に必要なPM受講証明書を受講時間数に合わせて発行します。

講座の狙い:

  • 価値観あわせと落ちのない段階区分による手順創りから入るプロジェクト・マネージメントの新手法です。
  • 従来のマネージメントの方法の更に上流からはじめる目で見えるマネージメントの方法です。
  • プロジェクト管理技法の分野において、次のような問題点を解決します。(下記はその数例)
    1.  意思決定のメカニズム。
    2.  検証、評価、意思決定の基準となる、価値基準、評価基準を目で見ることのできるようにします (評価をするということは、何をしさえすれば評価をしたことになるかのわかりやすい説明)。
  • プロジェクトスコープを決めるための目で見える関係者の価値観合わせとWBSの正しい考え方とその組み合わせ。(従来、WBSにはいくつかの種類があり混乱している。またWBSとFTS(機能系統図)の違いを明確にした説明がない)それを解決します
  • 「知識を知恵にかえる方法」の基礎と「ウイズダムエンジン」 (これは世界ではじめての方法です)
  • 問題という言葉と課題という言葉の使い分け、棲み分け。
  • コンピュータと機械で自動化できない思考と作業の部分についての見解。
  • 創造技法、管理技法、会計の方法をつなぐ統合手法
  • 目標値設計の実施の方法(デザインツー・カストマーズ・ニーズとデザイン・ツー・コストの手順)
 以上の内容でありますので、相当な詰め込み学習になります。 その点ご承知ください。

講座の内容は何に使えるか

  • 関係者の目で見ることのできる価値観合わせ
  • 評価とは何をしさえすれば、評価をしたことになるか
  • 行政改革の一方法
  • 創造性教育の新しい方法
  • 目標値設計(デザイン・ツー・コスト)
  • プロジェクト管理とシステムエンジニアリングを同時に進める方法
  • ナレッジ・ツー・ウイズダム・マネージメントの方法として


講座の内容:

第0部

新プロジェクト管理の方法の概、概要

 知識を知恵にかえる方法によるウイズダム・マネージメントとナレッジ・マネージメントの関係

  • 知識を知恵にかえる方法
  • 従来の思考および管理技法における問題の部分
  • 新プロジェクト管理の方法の目的と手段の関係
  • 従来のプロジェクト管理の方法に不足していた手法のニーズ
  • 新プロジェクト管理の方法(DTCN/DTC手法)の全体概要図
情報、データ、狭義の情報、知識、知恵の関係
  • どのようにして「新プロジェクト管理の方法」が生まれたか
  • 新プロジェクト管理(DTCN/DTC)の方法と従来手法との関係
第1部

認識事項
皆さんは次のようなことで、お困りではないでしょうか

* コスト管理の目的、理論、方法/手順
* 差の情報による意思決定のメカニズム
* 目的と手段ダイヤグラム作成イメージ
* DTCN/DTC手法の目的と手段の関係、考え方、方針
第2部

DTCNの8つの主要手法

価値創出、キーワード把握、コンセンサス手法

  1. PMD手法・・・関係者間の価値観あわせ、ベクトルあわせが、この方法でできるようになります。

手順創出手法

 2. ステップリスト・マネージメントの方法・・・複雑なプロジェクトの段階区分・手順作りがこれでできるようになります。
 3. 3/5フェーズ・インプルーブメントの方法・・・すぐできて効果があることと、いろいろ考えて、手順、体制を整えねばならないことの区分が容易にできるようになります。
 4. ROメソッド・・・日本的IPTチームの組織化、編成に役立ちます
 5. 実施計画表と実施計画書・・・考え方と手順が組織に定着化できます

イメージ創出手法

 6. FBSテクニックとWBS・・・対象物件/システムの親子関係を、各レベルの機能とそれを実現するためのアイデアの最適の組み合わせで、実現できるようになります。
 7. NM法(考案者:中山正和氏)・・・中山正和氏の考案した、キーワードからアイデアをだす方法です
 8. WBSフェージングテーマ・テクニック・・・関係者から、アイデアばかりでなく、検討するべき課題(テーマ)を落ちなく抽出し、タイムルーに検討できる用になる方法です。

第3部

WBSの種類と利用の方法・・従来から混乱していたWBSの使い方を整理する方法です。

  • 広義のWBSの各種パターンの例(航空宇宙工学便覧1992より)
  • WBSを横書きにするか、上下親子型に書くかの使い分け
  • 課題という言葉と問題という言葉の使い分け

実習:知識を知恵にかえる方法の入り口となるPMD(目的・手段ダイアグラム)の作り方のPMDによる自習

第4部

もの創りの基本作業の流れの再認識

  • 「なにをするため、どのようにして」と「なぜ」の質問の使い分け
  • 課題という言葉と問題という言葉の関係と合理的な共存
  • もの創りの基本作業の流れの地図
  • 企業における、ノウハウの蓄積とコストマネージメントの枠組フロー
  • DTC(デザイン・ツー・コスト)の実施のための必要条件
  • DTCN/DTCの進め方フロー
  • DTCN/DTC手法の目的と手段の関係
  • 従来の思考技法と管理技法における問題の部分に対する回答
  • 新プロジェクト管理の方法の索引
  • コストダウン50%を可能にする実行手順の本
第5部 量産コストのデザイン・ツー・コスト
第6部 開発コストのデザイン・ツー・コスト
第7部 まとめと自由質問
  実習:出席者の希望するテーマについてのPMDの作成
懇談

スケジュール:

一日目 午前 9:30~ 第0部 新プロジェクト管理の方法の概、概要
第1部 認識事項
第2部 DTCNの8つの主要手順(手法 1.PMD手法)
実習:PMDの創り方のPMDによる実習
実習:知識を知恵にかえる方法の入り口となるPMD(目的・手段ダイアグラム)の作り方のPMDによる自習
  午後 ~17:00 第2部 (続き)DTCNの8つの主要手順(手法 2~8)
第3部 WBSの種類と利用の方法
第4部 もの創りの基本作業の流れの再認識
出席者の希望するテーマについてのPMDの作成開始
休憩
質疑、応答
懇談
二日目 9:00~12:00 第5部 量産コストのデザイン・ツー・コスト
第6部 開発コストのデザイン・ツー・コスト
第7部 まとめと自由質問
13:00~16:00 実習出席者の希望するテーマについてのPMDの作成(続き)
16:30~16:45 質疑、応答


講 師: 江崎 通彦(えさき みちひこ)氏

学術博士(Ph.D)
もと朝日大学 大学院 経営学研究科 情報管理学専攻(プロジェクト管理)教授
現在、DTCNインターナショナル研究所 所長
1955年 大阪大学工学部造船学科卒業
1955年 川崎航空機(株)(後に川崎重工業㈱航空宇宙事業本部)に入社
航空、宇宙、バス関係の冶工具、生産管理、部品製造、組立、飛行整備、資材、設計、企画調査部門などを経験
この間、川崎冷凍バン(株)常務取締役、宇宙開発事業団情報システム室嘱託、東京工業大学非常勤講師などを歴任または兼任
1991年 川崎重工業(株)を定年退職
1991年 (財)石田財団 DTCN研究所長
1992年 東京工業大学 理工学研究科 経営工学専攻 博士課程後期入学
1993年 東京工業大学 理工学研究科 経営工学専攻 博士課程後期終了、学術博士(Ph.D)
1995年 朝日大学大学院 経営学研究科 情報管理学専攻 プロジェクト管理研究室 教授
2002年 防衛庁、契約本部、21世紀調達委員会、委員
2005年 DTCNインターナショナル研究所 所長

主な著書:

  デザイン・ツー・コストの考え方とその手順(産業能率大学出版部)
  デザイン・ツー・カストマーズ・ニーズの考え方とその手順(DTCNインターナショナル研究所)
  新プロジェクト管理の方法(アスキー出版)    

参 加 費:

PMAJ個人正会員/法人正会員 58,800円(消費税込み)
PMAJ法人正会員の非会員 63,000円(消費税込み)
PMAJ非会員 67,200円(消費税込み)
会員番号を持っておられる方で、本年度会費未払いの方は、遅くとも受講料振込までに会費を振り込んで頂かないと、会員特典が受けられません。

備 考:

  • 講座の申込、参加費の払込方法、払込期限、その他PMAJ公開講座事務局からのお願い事項については「講座申込み要領」、「受講料の払込方法」などをご参照ください。
  • 代理参加の場合の取り扱いは、「代理出席の取扱い」に記載の通りとします。
    また受講のキャンセル或いは無断欠席の際の取扱は、「キャンセル等の取扱い」に記載の通りとしますので、必ずご一読ください。

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