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[2003年10月号]


P2Mに期待すること・・・経済産業省 村崎室長

これまでご支援をさせていただきました、国際プラント推進室 後藤が8月31日付で産業技術環境局に転出し、私が後任として着任いたしました。
▼P2M開発について 2001年に、日本版PM知識体系「P2M標準ガイドブック」が完成しました。これは1999年から日本の実務風土を反映させた新しいPMの必要性を考え、シドニー工科大学小原客員教授を中心とした実務家の皆様による"PM導入開発調査委員会"で3年間研究された大きな成果であります。また、それを基本にした新しいPM資格認定制度が制定され、PMCCで運営・実施されています。
▼人材育成プログラム開発事業 本年度経済産業省が実施しております、産業競争力強化と新しい市場・雇用創出をめざした"人材育成プログラム開発事業"も、PMCCのご協力のもと一歩一歩着実に成果を上げております。本事業では、人材育成のための教育カリキュラム、テキスト等の教材開発を行い、企業におけるP2M人材の育成のための環境整備を図るものになります。こうした環境整備を通して、PM人材の育成を加速させ、企業の価値創出・向上を図り、日本の産業競争力強化につなげていきたいと思います。
▼P2Mコンセプトの活用 各産業界においても、課題はそれぞれ異なったものであると思います。しかし、大きな枠で考えれば、その課題解決には、複数の課題(プロジェクト)を統合して全体最適化を図るプログラムマネジメント手法が役立つのではないかと思います。このP2Mコンセプトを活用して、それぞれの分野で新しい改革に挑戦して頂きたいと思います。経済産業省といたしましても、日本の産業競争力の向上につながるものとしてP2Mの推進に必要な支援をしていきたいと考えています。


お問合せはこちらから E-mail:admi@pmcc.or.jp
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