【B-3】 サイバー問題の背景を読み解く
サイバー攻撃とPMの関係を見出してみましょう
9月2日  13:25~14:40  セキュリティ  
 講演者 株式会社富士通システム統合研究所 安全保障研究所 主任研究員 岡谷 貢
 セッション概要 昨今のサイバー問題は、国際政治、危機管理、安全保障、マーケット変化等多面的な意味合いを持っている。同時にオリパラを控え、政府政策の話題も多い。
本セッションでは、サイバー攻撃の意味合いを年金機構、重要インフラ、人材育成、軍事それぞれの課題を多面的視点から紹介し、背景や関連性等を解説する。
サイバー攻撃に起因する諸問題を組織の危機管理面から読み解き、併せて軍事組織におけるPM理概念についても紹介した上で、そこから見えてくるPM分野、特にリスク管理面への影響事項は何かについて考察する。
また、ガザ地区からのロケット弾が降るイスラエルでの空襲警報と防空壕体験も紹介する。
なお、今回は「NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)脅威を持続的に研究するWG」から講師(岡谷、高倉、本川、大森)を派遣。サイバー関連テーマの講演を実施する。
 講演者略歴 1980年に航空自衛隊に入隊、戦闘機操縦士を経て兵器システム及びITシステム開発に関するプロジェクト管理業務を経験の後、2002年から、のべ7年間の内閣官房出向。内閣官房サイバーセキュリティセンター立ち上げ、サイバー攻撃事案対処体制構築、情報漏えいに繋がる標的型攻撃の対策整備関連政策等を担当。2012年に航空自衛隊を退官、富士通システム統合研究所及び情報処理推進機構(IPA)に勤務。
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