【EG-4】 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の記録
モノづくりの”明るい未来”は先人たちの想いを汲み取るところから
9月3日  16:40  
 講演者 鹿島建設株式会社 東京建築支店 副所長 上浪 鉄郎
 セッション概要 2012年10月、創建時の壮麗な姿を取り戻した東京駅丸の内駅舎。保存・復原工事は重要文化財である既存建屋を可能な限り保存しながら創建時の材料・技術で復原するとともに、行きかう人々の足下では懸念される大地震にも耐えうるよう駅舎全体を免震化する工事を、1日も列車を止めることなく実施して来た。5年半、延べ86万人が携わった工事の記録を紐解きながら、モノづくりの”明るい未来”実現に向けて感じられた確かな手ごたえをお伝えする。
 講演者略歴 1960年大阪生まれ、91年鹿島建設入社。東京支店臨海副都心出張所、本社建築技術本部、支店生産計画部を経て、2004年東京駅八重洲口開発計画南棟新築工事、07年東京駅丸の内駅舎保存・復原工事、13年二子玉川再開発Ⅱa街区新築工事等の現場を経験。
閉じる