基調講演


■基調講演1 ■開始時間:10:00〜10:50
■講演タイトル:クオリア時代
■講演者:堀場 雅夫
株式会社堀場製作所 最高顧問
■講演紹介:
クオリア時代とは何か。

人間ひとりひとりの深く高度な質感(クオリア)に価値を置く新しい社会とはどういう社会なのか。
これから人々が求めるものは。

人間の知と感性を生かすためにこれからの日本の産業はなにを提供できるのか。

また企業家の目指す道は。

講師略歴:
1924年生まれ。堀場製作所創業者、現同社最高顧問。
1946年京都帝国大学理学部物理学専攻卒、61年医学博士号取得、在学中起業し、学生ベンチャーの草分け的存在。
53年同社代表取締役社長、78年代表取締役会長、95年取締役会長、2005年から現職。
(財)京都高度技術研究所最高顧問、京都ナノテク事業創成クラスター本部本部長、京都市ベンチャー企業目利き委員会委員長など要職に就き起業家育成に注力。
1982年藍綬褒章受賞、2006年「ピッツコン・ヘリテージ・アワード」を米国人以外で初めて受賞など数多の受賞歴。

■基調講演2 ■開始時間:11:00〜11:50
■講演タイトル:分権時代における標準化と行政経営イノベーション
■講演者:猿渡 知之
京都府副知事
■講演紹介:
 経済のグローバル化や少子高齢社会の到来の中で、住民の生活を守る最後の砦として、地方自治体の使命は益々重くなっている。

一方、財政環境は厳しさを加え、また、住民参画の開かれた行政が求められている。

そこで、多様な分権時代を支える行政経営の在り方と、逆説的だが、より重要となる標準化の意義について
考える。
 


■講師略歴:
1985年東京大学法学部卒業後、自治省(現総務省)に入省。
その後自治省固定資産税課長補佐、青森県企画部理事、総務省自治政策課理事官、同課情報政策企画官、京都府総務部長などを経て、2006年5月より現職。